ALMEC VPI / Planning & Management Consultant

ライブラリ

ドキュメント

パンフレット・業務実績リスト

会社案内【PDF】

2020年12月更新 A4/20ページ

会社案内〜入社を希望される方へ〜【PDF】

2020年12月更新 A4/8ページ *入社を希望される方に向けた会社紹介です

会社概要表・組織図【PDF】

2019年9月更新 A4

業務実績リスト/2022年版【PDF】

2022年4月更新 A4/30ページ *概ね過去15年間のおもな業務分野の実績をまとめました

英文会社案内【PDF】

2020年12月更新 A4/12ページ *海外の実績をまとめた会社案内です

テキスト・論文など

2030年のモビリティ(移動性)について考えること【PDF】

2022年4月 A4/21ページ
今後の人口構成の変化、アフターコロナのニューノーマル、技術の進展を想定し、2030年に向けて、モビリティ(移動性)を向上させる視点を整理しました。
是非、ご覧下さい。よろしくお願いいたします。(国内事業本部 内山 征)

ウォーカブルなまちづくりを考える視点【PDF】

2021年10月 A4/16ページ
近年、全国各地でウォーカブルなまちづくりが進められています。また、ほこみち制度ができたことで、道路空間の運用がしやすくなりました。ウォーカブルなまちづくりについては、地域ごとにやり方があるかと思いますが、弊社で考える視点を整理しましたので、参考にしていただければと思います。よろしくお願いいたします。(国内事業本部 内山 征)

地域主体のまちづくり参考書【PDF】

2021年9月更新 A4/98ページ
地域が主体となったまちづくりに取り組む地域が増えています。そうした地域の方々に参考にしていただければと思い、参考書を作成しました。 ご活用ください。(国内事業本部 内山 征)

モビリティ・デザインについて考えること【PDF】

2020年6月 A4/13ページ
人々のアクティビティが多様化し、移動の仕方や身体条件等に合わせて、きめ細かく”人”を単位にモビリティ(移動しやすさ)をデザインすることが求められています。また、近年、自動運転やMaaS等のモビリティを支える技術が進展しつつあることを踏まえ、モビリティ・デザインについて考えを整理してみました。冒頭には、新型コロナウイルスによって厳しい状況にある公共交通の利用・維持の必要性を整理しています。(国内事業本部 内山 征)

インフォメーション

新着トピックス

イタリアの三都市で第三国研修を実施しました

「セルビア国ベオグラード市公共交通改善プロジェクト」(JICA)では、ベオグラード市における公共交通機関の計画や運行管理を管轄するベオグラード市公共交通管理部(以下、SfPT)の公共交通の運行管理能力の向上に向けた取組の一環として、欧州先進国における全四回の第三国研修を計画及び実施しています。
第二回となるイタリア研修では、ローマ、フィレンツェ、ナポリの三都市を訪問し、自治体公共交通局や自治体の委託を受けて公共交通の運行を行う事業者による講義を受けた後、実際の運行現場を視察しました。
ベオグラード市では、自動車の増加による大気汚染が問題となっており、公共交通の改善が必要とされていますが、公共交通の無賃乗車も課題となっています。同様の課題に悩まされてきたイタリアの三都市における、支払い方法、乗降方法、改札に関する工夫や、都市全体における私的交通を含めたモビリティ全体の再検討及び計画について様々なヒントを得ました。
今後は、研修で得たヒントを踏まえながら、SfPT含む複数のカウンターパートとの議論を継続し、公共交通の改善計画の策定を進めていきます。【2022年6月】

関連業務分野(14 都市全体の交通計画)

写真:フィレンツェの街中を走るトラム
フィレンツェの街中を走るトラム
写真:ローマの玄関口であるローマテルミニ駅
ローマの玄関口であるローマテルミニ駅
写真:ナポリの街の成り立ちと地下鉄の導入に関する講義を受ける研修員
ナポリの街の成り立ちと地下鉄の導入に関する講義を受ける研修員

コラム〜街中に溢れる違法駐輪に思う〜

先日、歩道にLUUPが放置駐車されているのを見ました。LUUPは本来なら決められたポートに停めなくてはいけません。
LUUPに限らず、街中は違法駐輪で溢れています。ガードレールに立てかけられた自転車、樹木に括りつけられた自転車、建物と建物の隙間に突っ込むようにして停められた自転車など…。
こうした違法駐輪を可能な限り減らすために、放置駐輪禁止区域を定めたり、大規模な駐輪場を整備したり、利用者のマナーやモラルの啓発などがされています。これらは都市空間の秩序を保つために行われていることで、最低限必要なことだと思います。
しかし、新しいモビリティが次々と開発されており、移動のあり方も変わりつつある今、新しい議論も必要なのでは、と思います。
街中に溢れる違法駐輪は、裏を返せば、都市空間に自転車を受け止める場所が少ないために、自転車(利用者)が自ら居場所を見つけている状態と捉えることもできます。放置駐輪禁止区域でも便利だからとお店の前に停めてしまう。誤解を恐れずに言えば、これはもう仕方ないことだと思います。人間は面倒くさがりの生き物で、そういう数値化しにくい人間らしさを考えたときに交通環境はどうあるべきなのか。また、気軽に乗れて、ドアトゥドアで移動できる自転車の長所を最大限活かすためにはどうしたらいいのか。例えば、

○建物の建替や道路の改修時に駐輪ラックを組み込む
○自転車を立てかけられるガードレール
○乗ったまま建物の中に入っていける etc.

自転車を例にとりましたが、新しいモビリティについても同様で、それらを受け止める道路や建物はどうあるべきなのか。新しいモビリティの特徴や長所、人間の根源的な欲求を捉えながら、考えていきたいです。【2022年4月】

国内事業本部 永島 奨之

コラム〜LUUP(電動キックボード)体験記〜

図:写真:街中に溢れる違法駐輪の様子1 写真:街中に溢れる違法駐輪の様子2
街中に溢れる違法駐輪

現地レポート~ウランバートルの交通事情~

2021年8月に、JICA「ウランバートル市における運輸・交通インフラ整備情報収集確認調査」のメンバーとして、初めてモンゴルを訪れました。本調査は、ウランバートル市の交通状況を把握し、その課題解決に向けた提案を行うことを目的としています。
ウランバートルの市内の交通渋滞は深刻な状況にあり、大気汚染の原因の一つにもなっています。現地調査では、1時間近く渋滞で動けなくなることもありました。市内の道路網は、十字の形状をしており、主要道路であるPeace AvenueとNarnii Roadは、慢性的な渋滞に見舞われています。
ウランバートルの交通渋滞の原因として、自家用車の利用が非常に多いことが挙げられています。タクシーはなく、個人の配車サービスが、さらに交通量を増やしているとも言われています。バス優先レーンが整備されていますが、違反車両によって占拠されていることも多いです。
本プロジェクトで行った交通需要予測の結果では、ウランバートル市の交通は、このまま放置すると、さらに悪化することが見込まれています。交通状況を改善するために、バス専用レーンの導入、交差点の改良、立体交差の整備等の提案を行っており、これらの事業が実施されることが望まれています。【2022年4月】

海外事業本部 ロイ・アナーニャ

詳しいレポート(英文)【PDF】

図:ウランバートル市の主要道路図(衛星画像ベース)
ウランバートル市の主要道路
写真:市内の交通渋滞の様子
市内の交通渋滞

感染拡大抑止策を取りながら現地での技術支援も大切にしています

バンコク首都圏鉄道新マスタープラン(M-MAP2)策定能力向上プロジェクトでは、COVID-19の拡大による影響で渡航が自由にできない中、オンラインの協議を続けてきていますが、現地へ渡航できる時期を活用し、カウンターパート機関である鉄道局や、その委託を受けたコンサルタントの対面での協議も行っています。
オンラインでの協議では、細かな作業内容の確認や、複数のメンバーでの認識の共有には難しい面があり、十分に理解を得られない部分がありましたが、対面での協議を行うことで、改めて、必要な作業について理解を得ることができました。
COVID-19拡大後、様々なオンライン会議ツールが普及したことにより、遠隔での頻繁な協議が可能になったというメリットもありますが、やはり、細かな図面や数字の確認、作業手法の確認を行う上では、対面の方が遥かに効率的かつ効果的であり、現場での支援の大切さを、タイ側、日本側ともに、改めて認識いたしました。
限られた現地への渡航の機会を最大限に活用し、技術支援を行っていきたいと考えます。【2022年3月】

プロジェクトのページ(JICAウェブサイト)

関連業務分野(14 都市全体の交通計画)

写真:DRTとDRTコンサルタントとのオンラインでの協議の模様
DRTとDRTコンサルタントとの協議

現地レポート~メコン河を運行するフェリーと橋梁プロジェクト

ベトナム南部のメコンデルタ地域は、稲作やエビ・魚の養殖など内水面漁業が盛んで、ベトナムの食糧生産・輸出において重要な地域となっています。その反面、古くからベトナム・カンボジア・タイによる抗争地であり1970年代後半にはカンボジアのポル・ポト政権からの侵攻を受けるなど衝突が多発しました。それらの影響もあり、他の地域と比べ開発・成長が遅れています。
メコンデルタ、と呼ばれるように、この地域は、中国・ミャンマー・ラオス・タイ・カンボジア・ベトナムの6ヶ国を流れる国際河川であるメコン河の河口に位置し、数多くの河道が縦断しています。河を渡る手段としては2基の橋梁を除くとフェリーしかありません。同地域の約4万平方キロ、人口1,800万人という規模を考慮すると明らかに不足しています。
主要なフェリー港において現地調査を実施したところ、フェリー利用者の大半がオートバイ、自家用車、トラックなど乗物とともに乗車していました。一度の便で輸送できる車両数には限りがあるため積み残しが常態化し、運が悪いと1時間近く待たされてしまうこともあるようです。現在の利用者数は橋をつくる程には多くありませんが、橋梁の建設により地域の産業開発が活発化し、経済発展が大きく進むことが期待されています。
橋梁整備を通じた地域経済の発展に係る方策の検討・提案についても、わが社の都市・交通コンサルタントとしての知識・経験が求められています。【2022年3月】

海外事業本部 太瀬 隆敬

関連業務分野(16 国際・広域交通計画)

写真:メコンデルタ地域 メコン河を運行するフェリーの様子
メコンデルタ地域 メコン河を運行するフェリー

タイ交通管制プロジェクトでは、設置した信号制御機器の稼働状況の確認調査を実施しました

バンコクで実施中の「モデル地域交通管制システムの構築を通じたバンコク都渋滞改善プロジェクト」(JICA)では、昨年から、バンコク中心部のパイロットプロジェクト地域に、ATCシステム構築に向けた機材の設置を進めています。すでに、信号制御器、超音波式車両感知器や、画像式車両感知器の設置は、工事請負業者によって完了しています。
2022年3月9日、バンコク都(Bangkok Metropolitan Administration, BMA)と日本人専門家チームは、工事請負業者とともに、これらの路側装置の領収検査を、パイロットプロジェクト内にあるT字交差点である、Phaholyothin通りのSoi2交差点で実施しました。具体的には、路側装置の電源システム、GPSからの時刻の受信、感応制御動作の確認、CCTVの動画処理、超音波式車両感知器の動作について、適切に機能しているかの確認を行いました。なお、これらの路側装置は、まだ、光ファイバーケーブルネットワークに接続されていないため、管制センターとは独立した運用となっています。
検査の結果、全ての路側装置は想定通り機能していることがわかりました。次回の受入検査は、BMAの交通運輸局(Traffic and Transport Department)に設置される管制センターのATCシステムの機能の確認を予定しています。【2022年3月】

プロジェクトのページ(JICAウェブサイト)

関連業務分野(15 都市交通事業計画)

写真:本プロジェクトで新たに設置した信号制御装置(右側)の動作を確認する様子
本プロジェクトで新たに設置した信号制御装置(右側)の動作の確認
写真:画像式感知器による車両検知状況を画面上で確認する様子
画像式感知器による車両検知状況を画面上で確認

現地レポート~カイロ・イスラーム地区~

「全世界COVID-19等感染症に対する都市環境改善プログラム形成準備調査」(JICA)では、2022年1月から2月にかけてエジプト・カイロで現地調査を実施し、パンデミックを踏まえた今後の都市の在り方について、都市開発・都市計画を担う現地政府機関等と議論を交わしました。
今回は調査の一環として、イスラーム建築史・都市史が専門の深見奈緒子先生(日本学術振興会カイロ研究連絡センター長)に同行いただき、世界文化遺産にも登録されているカイロ歴史地区(イスラーム地区)の視察も行いました。世界有数の大都市の中心部に中世の建物が残る町並みが広がり、コロナ禍であっても地元の方で溢れかえる光景からは、圧倒的な歴史の蓄積と、今も昔も変わらないこの地区の唯一無二の価値を感じました。
しかし、カイロ歴史地区では建物や町並みの劣化が進んでおり、UNESCOは国に対し2021年に勧告を発出しています。エジプト政府は、歴史地区を含む既成市街地の高密度化を緩和すべく、カイロ東西に広がる砂漠にNew Urban Communityと呼ばれる新都市群を開発し、住民や都市機能の移転を図っています。歴史ある地区をどう保全していくか、既成市街地の住環境をどう改善していくか、新たな都市開発をどう進めていくか、こうした都市の課題や動向に寄り添いながら、今後都市が目指す方向性を見いだせればと思います。【2022年2月】

海外事業本部 伊藤 智洋

現地行政機関との会議の様子(現地メディアサイト/アラビア語)

関連業務分野(12 都市開発計画・戦略)

写真:カイロ・イスラーム地区の様子1 写真:カイロ・イスラーム地区の様子2
カイロ・イスラーム地区

タイ未来都市プロジェクトが、タイ国の国際協力機構のFacebookページに紹介されました

「タイ国未来型都市持続性推進プロジェクト」(JICA/2015~2021年)では、タイにおいて国際協力を担うタイ国際協力機構(Thailand International Cooperation Agency, TICA)のインタビューを受け、その様子がTICAのFacebookページに掲載されました。
インタビューでは、プロジェクトの成果とモデル都市での活動から得た教訓を共有しました。プロジェクト自体は2021年12月をもって終了しましたが、TICA等によりプロジェクトの成果がタイにおける多くの地方都市に広げられることが期待されます。
インタビュー動画は以下のリンクからご覧いただけます。ぜひご覧ください。【2022年1月】

TICAのプロジェクトのページ(Facebook)

関連業務分野(12 都市開発計画・戦略)

写真:TICAのインタビューを受ける当社長山の動画画面
TICAのインタビューを受ける当社の長山(Facebook)

2019年のIAESTEインターン学生がイオンミンク建築都市計画大学のBest Diploma project 2021を受賞

2019年の夏にIAESTEを通じて、当社でインターンを行ったIlona Pantezeさんが、イオン・ミンク建築・都市計画大学(ルーマニア、ブカレスト)のBest Diploma Project2021を受賞しました。
Ilonaさんは、当社のインターンを通じて、日本の都市デザインや都市環境を学びました。その経験を活かし、千葉県浦安市の漁港と地域とのつながりをテーマに、地域の伝統や地元のアイデンティティを活かした公共空間のデザインを卒業制作として実施し、今回の受賞につながりました。
さらに、Ilonaさんの卒業制作は、Royal Institute of British Architects(英国王立建築家協会)のプレジデントメダルにもノミネートされています。
当社のインターンを経験した学生が、こうして世界各国で活躍されていることを誇らしく思うと共に、近い将来、一緒に仕事ができる日がくることを期待しています。 【2021年12月】

イオン・ミンク建築・都市計画大学のBest Diploma Project202

英国王立建築協会のプレジデントメダル

IAESTEインターンの最終発表会を実施いたしました【2019年8月】

浦安漁港における公共空間のデザイン_平面図 浦安漁港における公共空間のデザイン_断面図 浦安漁港における公共空間のデザイン_CG
浦安漁港における公共空間のデザイン

現地レポート~ベオグラード市内を走る日本が供与したバス~

セルビア国ベオグラード市も12月に入ってから、街の中に少しずつイルミネーションが灯り、クリスマスムードが高まって来ました。世界中を脅かしているオミクロン株については、まだ感染者が検出されていないせいか、市民は街中ではマスクもせず歩いており、そんな雰囲気を楽しむ様子が見られます。
ベオグラード市民の移動の足と言えば、バス・トロリーバス・トラムがあります。その中で20年以上にわたり、活躍している「黄色いバス」があります。地元では『ヤパナッツ(セルビア語で日本人)』と呼ばれ、親しまれているバスです。
ベオグラード市は1990年代、国際社会からの経済制裁により経済が低迷し、さらに、旧ユーゴスラビアにおける紛争の影響を受けた国内外の難民・避難民が流入していました。当時、ベオグラードの人々にとってバスは手頃な交通手段であり、その利用者は年々増加していましたが、ベオグラード市は財政難から新しいバスを購入することも既存のバスを適切に維持・管理することもできず、バスの老朽化によるサービスレベルの低下が深刻化していました。
こういった問題を解決するため、当時のユーゴスラビア政府の要請のもと、日本政府はJICAを通じて93台のバス(一般大型バス18台、連節バス75台)の無償供与を実施し、2002年から都心部を中心に運行されています。日本政府はバスをきれいに使うようにという条件の下、バスを供与したという話もあり、今もなお整備され、元気に街の中を運行しております。
2020年から実施している「ベオグラード市公共交通改善プロジェクト(JICA)」では、これらのバス運営を管轄しているベオグラード市とともに、バスを始めとする公共交通改善に向けた取り組みを進めています。【2021年12月】

海外事業本部 大塚 英二郎

関連業務分野(15 都市交通事業計画)

写真:ベオグラード市内のライトアップの様子
ベオグラード市内のライトアップ
写真:車庫内で整備される黄色いバス『ヤパナッツ』
車庫内で整備される『ヤパナッツ』(上:日本が供与した証し)

バンコク首都圏鉄道新マスタープラン(M-MAP2)策定能力向上プロジェクトを開始しました

タイの首都バンコク都は人口800万人、首都圏人口1500万人を超える大都市圏であり、慢性的な交通渋滞が深刻な課題となっています。1990年代から都市鉄道整備が始まり、2010年に策定されたバンコク首都圏鉄道マスタープラン(M-MAP)をベースとし、都市鉄道の整備が進んでおります。
一方で、鉄道路線間の整備順位付け、路線間・他モードとの結節性、鉄道サービスレベルの向上など、公共交通を中心とした都市の実現に向けて対応すべき課題は数多く残されております。これらの課題に対応すると共に、将来の新規路線の整備計画を含む新たなマスタープラン(M-MAP2)策定の必要性が高まっていました。
このような背景の下、JICAは、2021年より、新たなM-MAP2策定能力向上を目的とした技術協力プロジェクトを開始し、当社がJICA専門家チームとして実施することとなりました。
本プロジェクトでは、鉄道マスタープランの策定だけでなく、鉄道整備事業スキームや鉄道の料金設定、都市開発との一体的整備等を含む鉄道関連施策について、関係機関が議論する場となるプラットフォームの構築を目指しています。さらに、現在のタイでは十分に対応ができていない、鉄道需要に特化した需要予測モデルの策定に焦点を当て、タイ政府の鉄道整備関係機関や交通コンサルタントに加えて、日本側とタイ側の有識者がメンバーとなった需要予測ワーキンググループを設立し、11月25日には、第一回の需要予測ワーキンググループ会議が、オンラインとオンサイトのハイブリッド形式で開催されました。【2021年12月】

プロジェクトのページ(JICAウェブサイト)

関連業務分野(14 都市全体の交通計画)

写真:日本の支援により、2021年に開通したレッドラインの車両
日本の支援により、2021年に開通したレッドライン
写真:第1回需要予測ワーキンググループ会合の様子
第1回需要予測ワーキンググループ会合

現地レポート~コロナ禍のカイロの様子~

インターネットで「エジプト」と検索すると、ピラミッドやツタンカーメン、王家の谷など、その悠久の歴史を感じさせる画像が並びます。首都カイロも観光都市という印象が強い一方で、都市圏人口は約2090万人と世界7位、人口増加率も年間約2%(いずれも2020年予測、出典:UN World Urbanization Prospects)と高く、世界屈指の大都市という一面もあります。
カイロが調査対象都市の一つとなっている「全世界COVID-19等感染症に対する都市環境改善プログラム形成準備調査」(JICA)では、パンデミックが都市に与えた影響を踏まえ、ポストコロナの都市の在り方について検討を進めています。2021年10月下旬にカイロを訪ね、都市の現状を視察しました。エジプトの1日あたり感染確認者数は900人程度と予断を許さない状況でしたが、マスクを外した多くの人で賑わう街中の様子は、今がコロナ禍であることを忘れさせてしまうほどで、ある意味新鮮に映りました。
今回が初のアフリカ訪問であった私にとって、歩行者が多いことは大きな驚きでした。自動車も多く使われている一方で、地下鉄駅や学校の周辺、商店の連なるストリートなどを、砂漠地帯特有の砂埃も気にせず多くの人が出歩く様子は、少なくとも私が以前よく訪れていたバンコクでは見かけない光景でした。ポストコロナの都市に関する議論では、徒歩や自転車といった非動力交通手段(non-motorized transport)の利用を促しながら、自宅周辺の近隣(neighborhood)の住環境を充実させるという方向性が注目されています。カイロはそのポテンシャルを十分に有しているのではないかと感じました。
今回の視察を踏まえ、ポストコロナの都市の在り方に対する考えを、よりリアルな視点からさらに深めていきたいと思います。【2021年11月】

海外事業本部 伊藤 智洋

関連業務分野(12 都市開発計画・戦略)

写真:外壁の修復が進められているダウンタウンエリアの様子
外壁の修復が進められているダウンタウンエリア
写真:カイロ郊外の商店街の様子
カイロ郊外の商店街

コラム〜COVID-19禍での出張再開〜

世界的にはCOVID-19の感染が未だ収まらない中ですが、ワクチンの接種やPCR検査を条件に、徐々に海外出張も行けるようになってきました。COVID-19禍の渡航は、書類手続きの煩雑さ、リスク管理など、本当に大変ですが、ガラガラの空港と飛行機で、むしろ移動中はゆったりできる面もあり、今だけしか出来ない経験だと思っています。
海外部社員は、出張のたびに飛行機に乗りますが、窓側に座る方と、通路側を好む方とに分かれます。私は、絶対窓側派です。窓から見える景色は格別だからです。天気が良ければ富士山が見えますし、日本の海岸線を楽しみ、沖縄あたりでは、きれいな海を眺めることもできます。さらに、着陸前、離陸直後は、街の広がりやその特徴がくっきり見えることがあり、とても興味深いです。
今回の出張では、右側の窓側席、翼のかぶらない席を指定して、久しぶりに、空からの富士山を楽しむことができました。天気に恵まれると、本当にきれいに見えます。初冠雪のニュースの後だったと思いますが、雪は見えず、その代わり、クレーターがくっきりと見えて、富士山の向こうに広がる甲府盆地も楽しむことができました。
空からの景色を楽しめるのは、海外出張の醍醐味の一つだと思っています。次回は、出張先の空からの眺めをご紹介したいと思います。【2021年10月】

海外事業本部 金子 素子

写真:人のいない羽田空港国際ターミナルの様子
人のいない羽田空港国際ターミナル
写真:空から見た富士山と甲府盆地
空から見た富士山と甲府盆地

現地レポート~ルワンダ・カーフリーデー~

2021年上半期、アフリカではCOVID-19感染者数が爆発的に増えていました。急激な近代化を果たし、「アフリカの奇跡」と呼ばれるルワンダ国(人口1,300万人)でも、2021年7月ごろ1日1,000人近くの感染者数を記録しましたが、9月下旬には200人前後へと落ち着いています。
ルワンダ国の首都であるキガリ市(人口130万人)では、環境施策が積極的に実施されており、その一環として月に1度、都心部の幹線道路での自動車の乗り入れを禁止する「カーフリーデー」が、2016年から毎月実施されており、その日は市民の健康増進のため、市内のウォーキング・ランニング・サイクリングが奨励されいます。COVID-19の感染者が発見された2020年3月以降、カーフリーデーは一度停止されてしまいましたが、半年後に再開され、現在も継続して実施されています。
2021年9月、ルワンダへの現地出張中に、このカーフリーデーに参加する機会があり、幹線道路上に多くの人々で溢れかえる光景を目にすることが出来ました。ルワンダは標高約1,500mの位置にあり、酸素濃度が非常に薄いため、日本人の我々は少し走るだけですぐに息切れしてしまいます。そんな中でも、ランニングを続けるルワンダの方々を見て、人種の違いというものを思い知らされました。ルワンダでは今日でも、バスの乗車中はマスクの着用が義務付けられており、市内でもほぼ全ての人がマスクを着用しています。カーフリーデーも、参加者へソーシャルディスタンスの確保・手指消毒液の常備・運動時以外のマスク着用などを呼びかけ、感染症対策に配慮したうえで実施されていました。
日本でも緊急事態宣言が10月1日に解除され、街に活気が戻りつつあると感じています。未だ予断を許さない状況ながら、感染対策のもと経済活動や人々のコミュニケーションを促す努力が求められる段階に来ております。このよう大掛かりなイベントが定期的に開催される日常が、1日も早く戻って来ることを祈っています。【2021年10月】

海外事業本部 太瀬 隆敬

写真:ルワンダカーフリーデーの模様
ルワンダカーフリーデー(2021年9月26日)

タイ未来都市プロジェクト〜6年間の集大成イベント〜

タイ国で実施中の「タイ国未来型都市持続性推進プロジェクト」は2015年に開始し、6年間の活動を経て、今年の10月で活動を終了する予定です。6年間の集大成に向けて、成果品の作成だけでなく、様々な会議やイベントを開催しています。
7月21日には、モデル都市の全体ワークショップをオンラインで開催し、第一フェーズの6都市、第二フェーズの3都市の計9都市が、それぞれの成果と教訓と、今後に向けた発表を行いました。当日は、市長や副市長を含む市の代表からの発表を中心に、共通する課題を抱える都市からの質問やコメント、さらには、関係する中央省庁への意見を言う場面もあり、モデル都市自らが、持続可能な都市に向けた取り組みを継続していく気運を高める有意義な場となりました。
8月上旬には、COVID-19の状況が改善しないため、モデル都市のパイロットプロジェクト最終イベントの現地開催を取りやめ、その代替イベントとして、パイロットプロジェクトに積極的に貢献をしてくれたメンバーをSFCI Championとして表彰する動画を作成し公開いたしました。
9月7日は、最終JCC(合同調整委員会)をオンラインで開催いたしました。カウンターパート機関の国家経済社会開発審議会(National Economic Social Development Council NESDC)の副長官のAnek氏が議長を務め、主要機関とモデル都市を含め80人以上の参加がありました。プロジェクトチームからプロジェクト全体の成果を発表し、続いて、NESDC自身が継続して実施中のプロジェクトの進捗と今後の予定を発表しました。さらに、第二フェーズのモデル都市である4都市(Ranong市、Chumphon市、Sukhothaithani市、Lampang市)がそれぞれ、自分たちの成果を説明しました。
JICAプロジェクトの中で提案し、試行してきたタイの地方都市を対象とした「持続可能な未来都市構想(SFCI)」を、相手国政府自身が「Livable Sustainable Future City (LSFC)」として継続してきており、今後もさらなる発展につながることが期待されています。【2021年9月】

SFCI Championを表彰する動画(Chumphon市)

関連業務分野(12 都市開発計画・戦略)

オンライン会議の画面:最終合同調整委員会の様子
オンラインでの最終合同調整委員会

これまでのトピックス(ニュースアーカイブ)

海外受託情報(プライム案件)

  • 2021年09月 課題別研修「都市交通総合」業務委託(1年次)【国際協力機構】
  • 2021年09月 パキスタン国シンド州農業セクターにかかる情報収集・確認調査【国際協力機構】
  • 2021年09月 フィリピン国TOD 計画能力強化プロジェクト詳細計画策定調査【国際協力機構】
  • 2021年08月 フィリピン国メトロマニラ公共交通システム改善に関する情報収集・確認調査【国際協力機構】
  • 2021年06月 バンコク首都圏都市鉄道新マスタープラン(M-MAP2)策定能力向上プロジェクト【国際協力機構】
  • 2021年05月 BOP層の生活保障に資するマイクロ・タカフル事業に関する案件化調査(エジプト国)【国際協力機構】
  • 2021年05月 ダナン市における持続的で強靭な都市開発に関する情報収集・確認調査【国際協力機構】
  • 2021年04月 ウランバートル市における運輸・交通インフラ整備に係る情報収集・確認調査【国際協力機構】
  • 2021年03月 エジプト国運輸交通開発計画に係る情報収集・確認調査【国際協力機構】
  • 2021年03月 新ウランバートル国際空港周辺都市開発にかかる情報収集・確認調査【国際協力機構】
  • 2021年02月 カンボジア国幹線道路における道路交通安全改善プロジェクト(有償勘定技術支援)(第1期)【国際協力機構】
  • 2020年12月 全世界COVID-19等感染症に対する都市環境改善プログラム形成準備調査【国際協力機構】
  • 2020年12月 課題別研修「都市交通総合」業務委託【国際協力機構】
  • 2020年11月 セルビア国ベオグラード市公共交通改善プロジェクト【国際協力機構】
  • 2020年11月 Technical Assistance on Yangon Circular Rail Transit-Orient Development (TOD) Framework and Land Value Capture (LVC) Options around Selected Stations【世界銀行】
  • 2020年11月 ASEANにおける道路交通安全対策共同調査提案事業(2020年度)【国土交通省】
  • 2020年10月 全世界経済インフラ分野(物流・運輸交通・都市機能・電力)におけるCOVID-19を受けた途上国における民間技術活用可能性に係る情報収集・確認調査【国際協力機構】
  • 2020年10月 ベトナム南北高速鉄道計画に関する調査【国土交通省】
  • 2020年10月 2020年度課題別研修「交通安全」【国際協力機構】
  • 2020年10月 モンゴル国公共投資計画策定能力強化プロジェクト(第2期)【国際協力機構】
  • 2020年10月 ボスニア・ヘルツェゴビナ国サラエボ県公共交通管理及び運営能力強化計画策定プロジェクト【国際協力機構】
  • 2020年10月 タイ国交通安全に関する組織能力および実施能力向上V【国際協力機構】
  • 2020年06月 地域の課題解決に資する交通安全推進計画推進に関する調査【内閣府】
  • 2020年05月 パキスタン国自動車産業振興に係る情報収集・確認調査【国際協力機構】
  • 2020年03月 ベトナム国持続可能な運輸交通開発戦略に係る情報収集・確認調査【国際協力機構】

アーカイブ【PDF】